京都市役所横の寺町通りにあるレトロなメンズショップで
婦人物の靴下を買いました。
いまどき珍しい、胸の熱くなるような丁寧な接客態度をして頂いて、
とても嬉しかったお店です。
寺町、メンズショップ ヤマガミ。
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六足525円。どこにでもある靴下なんですが、100円切っちゃうのがそそられて・・。
それととてもレトロなお店だったので、そんな処で買い物がしたい---
という無意識がうずうずと・・。
知る人ぞ知るレトロ建物好きをわくわくさせる寺町通り。
仕立て専門の加納洋服店のお隣りにも
メンズショップ、ヤマガミ店という、時代を乗り越えてきた感たっぷりの
お店がありまして、ふと片隅のワゴンに婦人用の派手な靴下が
私に話し掛けるように視線を向けさせるではありませんか・・・・。
(。ёё)。「ちょっと・・・こっちよ。★」
リアルにそんな「靴下の声」が聞こえたならば、問題ではありますが、
何となく数秒の微妙な感覚、インスピレーションの効く瞬間というのは、確かに
ありまして、普段は本屋さんでよくある感覚が、なぜかこの老舗で珍しく察知。
不思議なのは、普段、シマシマ・・・というものは好きではなくて、
安くたって買わないセオリーが私にはあるのですが、この時ばかりは
この黒地に縞ってのはなかなかいいんじゃないかい～?なんて気になって手にとっていた
から不思議。
実際、６足の靴下って手に取るとなかなかかさ張りまして
とてもお得に感じるのですな。
店内の奥には、獲物に掛かかりそうな魚をじっと見守るかのような店主の姿。
´ω`)・・・・・・・。
そうです、商売とはフィッシングに似たものがあります。
私が買う気配を見せると、嬉々とした顔で出てきてとても嬉しそう。
(∩＾ω＾∩)たたたたたぁ～
・・・とっても安い品しか買わん客にそんな極上な笑顔と嬉しオーラ満載なんて
恐縮です～と思っていると、更に手を合わしてお辞儀までして下さる。
何だか感動と同時に1000円にも満たないのに申し訳ない気持ちにもなってしまう程。
以前から、寺町の、小さいけれど素敵で好きなお店が二店も閉店されてしまい、
胸が痛い想いを引きずっていた私なんで、こんな丁寧な接客をして下さるお店は、
無くなって欲しくないなぁ～と切に感じました。
・・・でもメンズショップだけに、リピートっちゅうのもどうしようかとも思案。
それでも、また通る度にこのお店では絶対何か買う・・・というのを決めるのも
いいかもしれない。
幸い、亭主がいるんで今度また通ったなら何か買わせて頂こうと思います。
■メンズショップ ヤマガミ店(加納洋服店となり)
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